2019/11

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sgf101 saddle ride bootsよりリミテッドアイテム第一弾スタート。
sgf101-100 saddle ride boots limited 「100 YEARS JEANS」



0.5年モデル。
1年モデル。
3年モデル。
5年モデル。
10年モデル。
30年モデル。


前置きは長くなったが100年モデルを製作。




前回に続き、今回は膝裏を中心に紹介します。


膝裏のハチノス。

いくら加工モノだといっても自分の膝位置とここがずれてしまうと興ざめである。


そこで、着用者の希望レングスに合わせてカットした後、バランスをとって膝裏ヒゲを入れる。

極端なオーバーサイズで穿かないかぎりそうずれることはないように。


ヒゲもあくまでナチュラル。
ここから穿き込んでやがてオーナーの膝裏に馴染むように。








アップ。





ここから自分のヒゲを重ねていってほしい。







ナチュラルなハチノスながら、フロントの激しさに負けないバランスだ。
ヒゲの入っていない部分にも、ムラ加工をし、うっすらと表情をつけているからだ。



次回ご期待ください。












sgf101 saddle ride bootsよりリミテッドアイテム第一弾スタート。
sgf101-100 saddle ride boots limited 「100 YEARS JEANS」



0.5年モデル。
1年モデル。
3年モデル。
5年モデル。
10年モデル。
30年モデル。


前置きは長くなったが100年モデルを製作。




前回に続き、今回はフロント腰周り後ろを紹介します。






これから着用していくことを考えるとダメージは少なめ。
ただし、フロントとのバランスをとっていかなければならない。


多くのディティールがある中で秀逸なのはポケット。




こちらもクラッシュ加工の後、バーナー加工に加え、汚し加工を加えている。




ポケットにクラッシュを受け、中のユニオンチケットがちらり見える。
量産品では真似できないディティールである。









次回ご期待ください。








sgf101 saddle ride bootsよりリミテッドアイテム第一弾スタート。
sgf101-100 saddle ride boots limited 「100 YEARS JEANS」



0.5年モデル。
1年モデル。
3年モデル。
5年モデル。
10年モデル。
30年モデル。


前置きは長くなったが100年モデルを製作。




前回に続き、今回はフロント膝周りを紹介します。


全体的なイメージとしては激しいクラッシュなのだがよくよく見てみると繊細なリメイク。





右ひざ。


当て布はボトム本体の生地と共生地を使用。

当て布をして、加工し、さらにリメイク。
この作業を多い部分で4回ほど繰り返す。

通常の加工では考えられない工程だ。










左ひざ






こちらは、膝よりもやや上にクラッシュをいれバランスをとる。

よくみると脇線を一度クラッシュさせた後、縫いつなぐ。
難しいクラッシュの要望も忠実に再現。



膝下。





クラッシュさせた後、バーナー加工を施す。

火花が散りやすい、膝下。
その背景も含めてストーリーのあるクラッシュ。



次回ご期待ください。








sgf101 saddle ride bootsよりリミテッドアイテム第一弾スタート。
sgf101-100 saddle ride boots limited 「100 YEARS JEANS」



0.5年モデル。
1年モデル。
3年モデル。
5年モデル。
10年モデル。
30年モデル。


前置きは長くなったが100年モデルを製作。




前回に続き、今回はフロント腰周りを紹介します。



腰周りアップ。




30年置きに、別の人が穿いたと過程し
「ヒゲはナチュラルに目立たない」ように設定。


コインポケット側。




ポケットに手を入れて穿いていることを過程。
タイトフィットで無理矢理ポケットに手を入れ、次第に破れてくる。
そして、そこの部分をリペアしていく。

そんな背景も感じさせるポケット。




逆のポケット。




こちらは、コインポケット側同様、破れ、それをリペアしているのだが
ペンキで少し汚した。

右手でハケを持ち、左手でペンキ缶を持つ。
知らぬ間に、腰周りが汚れてくる。
こちらも、そんな情景を想像しつつ作成。

左右で少し異なっていて良いバランスである。




それぞれのアップ。
全体としては目一杯のクラッシュなのだが、細く丁寧な仕事がわかる。
市場で売っているものはこういう部分で手を抜いてしまうことが多い。















釦部分。
加工したものは旧モデルであるので、フライ釦は一回り小さいものになります。
三層コーティング釦の剥離度も計算して作っているからもっと黒の分量が多い、よりグラデーションがキレイなものになるだろう。






腰周りだけでも相当に迫力がある。
細かい箇所は丁寧に、そして、全体としては荒々しい雰囲気だ。
想像以上の出来上がりである。



徐々に、詳細を紹介いたします。
次回ご期待ください。










sgf101 saddle ride bootsよりリミテッドアイテム第一弾スタート。
sgf101-100 saddle ride boots limited 「100 YEARS JEANS」



0.5年モデル。
1年モデル。
3年モデル。
5年モデル。
10年モデル。
30年モデル。


前置きは長くなったが100年モデルを製作。




出来上がりをみて

これならば「今まで見たことが無い加工」でもあるし
「穿き込みとはまた違った魅力を持ったジーンズ」であると確信。
満足のいく出来だ。

ここからさらに穿き込んでいくのもきっと楽しいはずである。




今回はほんのさわりから。
全体像を紹介したうえで細かいディティールを紹介します。



まず、フロントから。






30年モデルより大幅に進化したイメージ。
細かいリメイクはもちろんのこと全体のイメージとしても良い雰囲気だ。
細かい説明は後日いたします。



後身。






こちらも抜かりは無い。




早速自分サイズを作って穿いてみる。
私の場合通常は32inであるが、加工が激しいためワンサイズ上の34inを着用。







穿いてみると意外とコーディネートに自然と溶け込む。
クラッシュは激しいが、汚く見えない。
良い感じだ。



激しさを消すために、ロールアップして、ドレスシューズに合わせてみる。






予想以上にしっくり来る。


通常通り穿いても、ロールアップさせて穿いても良い感じだ。






次回、詳細を紹介いたします。










sgf101 saddle ride bootsよりリミテッドアイテム第一弾スタート。
sgf101-100 saddle ride boots limited 「100 YEARS JEANS」



0.5年モデル。
1年モデル。
3年モデル。
5年モデル。
10年モデル。

いずれも納得いかず30年モデルを作ることになった。
前回の続き。
後身を紹介します。










後身全体



全体的に深みが増してきた。
ペンキ汚れや砂汚れ。
泥汚れに薬品汚れ。

幾重もの方法で少しずづアクセントを加えていく。




腰周りアップ。



ここまでくると、後PKにもだいぶダメージが入ってくる。








革ラベル。




生地を引っ張るほどに縮んでいるがまだ割れていない。





膝裏にもダメージが出てくるイメージで。





ハチノス部分にもダメージが。





クラッシュも普通のクラッシュではなく、
クラッシュさせた後、汚しを入れ、その後、バーナー加工を行っている。






裾部分。




ここまで来ると、量産ではお目にかかれないクオリティーだ。
加工をこれから勉強しようとする人もこれ一本で大方は説明できるほど
多くの手法が込められている。



作ってみて、ふと気づく。

「なにも一人で穿き込んだイメージでなくても良いのでは?

一人が愛着を持ってボロボロになるまで穿き続けたジーンズ。

それを譲り受けて穿き続けるもう一人。


なにも新品から穿き続けていくのだけが、エイジングではない。

古着を穿き潰していくように、人から人へ…譲り受けながら成長していくジーンズもある。

それはそれでとても夢のある話だ。


そうだ。
30年モデルはひとまず置いておいて、100年モデルを作ってみよう」


そして、100年モデルの製作が始まった。









sgf101 saddle ride bootsよりリミテッドアイテム第一弾スタート。
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0.5年モデル。
1年モデル。
3年モデル。
5年モデル。
10年モデル。

いずれも納得いかず30年モデルを作ることになった。







30年というと余りにも長い時間である。
二十歳で穿きはじめ、五十歳。
体型が変わらずに穿き続けることが出来る人も稀であろう。


しかし、SGFを穿いていただいているオーナーには、いつまでも変わらず、逆境にこそ一歩前へ出る精神でいて欲しい。
そうすれば、いつまでも良い意味でカッコイイ老いを得ることができると私は信じている。
デニムがかっこよくエイジングされるように、オーナーも人としてかっこよくエイジングしていくように。


生地の脆化がもう防ぎようが無く、ここからはリメイク中心の加工になっていくイメージ。

クラッシュさせては、洗いをかけ、生地をあててリメイクしていく。
何度かこの加工を繰り返す。
ここまでくると一点ものに近い感覚だ。




全体



だいぶ色落ちも進んでいる。
リペアリメイクがよりいっそうジーンズに重厚感を与えていく。




フロントアップ



もう少し迫力が欲しいところではあるが、あまり入れすぎると穿く人によっては不自然になるのでこのくらいが良いのかも。




膝アップ



ここのクラッシュを見ても、何重もの加工が入っているといえる。
全体で、ほぼ加工技術のほとんどを入れている。



裾アップ



薄めのブリーチを飛ばして中和させた後、さらにブリーチと、樹脂を飛ばす。

濃淡のあるブリーチ加工だ。






両膝で、リメイクの方法を変えている。


実際、自分でリメイクするときも、その日の気分によって、いろんなリメイクをするように。





良くみると本当に細かいリメイクがされている。

後は画像を観ていただこう。










次回後身を紹介します。










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0.5年モデル。
1年モデル。
3年モデル。
5年モデル。

いずれも納得いかず10年モデルを作ることになった。




今回は後身を紹介。



全体。




全体的な色落ちはしているが、何回かに分けて洗っているのでインディゴのグラデーションに深みがある。



後身のアップ。





ヒップはもう少しアクセントは必要である。



革ラベル。



割れる限界まで縮んだラベル。
生地を引っ張るほどの縮み。


ハチノス。



ハチノスの表現は秀逸。




裾ヒゲもナチュラルに表現されている。





「色味の雰囲気は出ているが、5年モデルとあんまり変わり映えしない…」



なんとなく吹っ切れない気持ちになる。


「30年モデル作りますか…」

加工場からは、工賃の心配をされる。
「一体どんな値段で売るつもりなんだ」と。


「とりあえず作ってみましょう!」

加工業者を説得し、30年モデルの製作が始まった。










sgf101 saddle ride bootsよりリミテッドアイテム第一弾スタート。
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0.5年モデル。
1年モデル。
3年モデル。
5年モデル。

いずれも納得いかず10年モデルを作ることになった。





ジーンズを10年穿くことは相当難しい。
10年穿けるジーンズというのは、その人とそのジーンズはすでにお互いが調和し合っているといえる。
そんなすばらしい関係をリスペクトしつつ10年モデルを紹介。

前身を紹介。

全体。




あえてリペアはいれずそのままなにも考えず穿いてきたイメージで作成。
たいぶ色も落ちてきてダメージも出てきた。

ここから生地も痩せダメージが頻発してくる一歩手前のイメージ。

実際に10年穿くと、もっと黄ばんでくるが、あくまで青の表現を残した。


腰周りのアップ。




ややヒゲは失敗。
迫力不足。
ただナチュラル感は出ている。


膝のクラッシュ。





クラッシュの後、汚し加工をプラス。
実は手が込んでいる。
通常穿いていくと膝下部分から破れていくことを考えるとやや上すぎた。
調整の必要がある。





リベットは変色し、コインポケットにはダメージが。
あくまでポケットはきれいめに仕上げたが、全体のバランスをみるとダメージを入れざるを得ない。

次回は後身を紹介します。











sgf101 saddle ride bootsよりリミテッドアイテム第一弾スタート。
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0.5年モデル。
1年モデル。
3年モデル。

いずれも納得いかず5年モデルを作ることになった。





前回は前身を紹介。
今回は後身を紹介します。


全体図。

全体的な色落ちがあるので、キレイなグラデーションがつけやすくなってくる。
特筆すべきはハチノス。
ただのヒゲ型だけではない2次加工3次加工による立体的なグラデーション。





腰周りアップ。
もう少し雰囲気が欲しいところだ。



隠しリベットによるダメージ。
細かいところまで手を抜かない。





革ラベルはビーフジャーキーに。






非常にリアルでキレイな膝裏。
ここまでキレイなハチノス加工は見たことがない。




連動して裾のヒゲも同様にリアルだ。
もう少しヒゲの入り方について検討は必要だがヒゲの出方は申し分ない。







裾レザーは、銀面がはがれスウェードっぽい質感に。





細かい意味のあるアタリ感に加え加工に激しさを増してきた。


これを観た友人が一言。

「アナクロノームならこのくらいやるかもしれませんね…」


うーん

確かに、加工で定評のあるアナクロノーム。
ワークっぽい加工が得意なブランドで、SGFとは加工のコンセプトは違うがアナクロノームならこのくらいならやるかもしれない。

そして、児島の加工に定評のあるブランドならもっといいものを作るかもしれない。


そこそこの出来だとは思ったが、5年モデルも没。


「次は10年モデルを作ってみよう」

5年モデルに少し気持ちが残りながらも10年モデルの製作が始まった。