2024/03

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
<< >>

 

 

 

SGFT201 SADDLE RIDERS

 

 

在庫状況

 

 

海外に行っている間にたくさんの問い合わせメールいただきありがとうございます!

 

 

今週末を目途に在庫状況確認させていただきますので

少々お待ちくださいませ。

 

先に注文いただいていた方々にアナウンスさせていただき

その後、在庫確認いたします。

 

 

 

 


 

 

 

 

SGFT201 SADDLE RIDERS

 

欠品サイズと在庫サイズのバランスが悪くしばらく作れていなかったのですが

ようやく作れました。

 

予約されてからだいぶたってしまっている方もおられますが順次ご案内いたします。

 

また若干数量多めには作っていますのでご興味のある方は是非!

 

 

細身に着たい方はSGFT201はピッタリのシルエットですね。

 

 



 


SGFT201 SADDLE RIDERS

SGFT016改めSGFT201

SGF201SADDLERIDE STRAIGHTのトップスとしての意味をより深く。


4/17より予約開始します。
詳しくはHPをご覧ください。

36インチも追加しております。
今まで着れなかった方々もぜひご検討ください。


 




SGFT016 SADDLE RIDERS JKT リニューアル


もう少しでHPも更新します。
予約受付までもうしばらくお待ちください。



基本的にはシルエットの変更。

デザインは気に入っているので大幅な変更は無い。

付属でマイナーチェンジ。

リベット。

今まで銅製リベットだったが
ついに鉄製リベットを作成。





裏はあえて銅製。

鉄製と銅製のコントラスト。
それぞれの経年変化が感じられる。







釦も変わらないが
裏リベットは黒に。

よりソリッドな印象に。











細かい箇所ではあるが一歩進歩したと自負している。



 



SGFT016 SADDLE RIDERS JKTリニューアル


大きく変わるのはシルエット。
一年半着用してきた結果を反映させる。

デザイン的には一年半たっても嫌になることが無い。気に入っている。
シルエットを微調整していく。





アームホールのカマを1.5cm下げる。
それに伴い、AHのラインを調整。
やや太くなり動きやすくなる代わりに若干野暮ったくなりがちな袖回りをAHのカッティングでカバーする。


次に着丈。
タイトシルエット故、体の動きに合わせて身頃が持ち上がってくる。
若干長いほうが後々の着用を考えるとバランスが良い。

それに合わせて裾周りもややタイトに変更。

後ろから。





動きやすさを取り入れたが
全体的なソリッドな印象は残す。



直線的になったフロントアームホール。




もともとイセコミがあり肩の立体感「肩で着る」を持たせていたがイセコミ分量を増やしより肩の立体感を出した。



今回のシルエット変更でよりバランスは良くなった。
しかし、バリバリタイトに着る人からすると物足りないかもしれない。

誰かに合わせれば誰かに合わなくなる。

トップスは難しいです。

 


SGFT016 SADDLE RIDERS JKT リニューアル


工場に関しての紹介続き。



工場を探し始めるが、秋田C氏のありがたさを実感するものとなった。


秋田C氏の工場は「まじめに丁寧に」の言葉がしっくりくる。
縫製は丁寧だが全体とするとキレイな印象。

逆に岡山は、(全体的な私が感じた印象として)
若干雑な部分もあるが、ステッチ一本を見たときの立体感がなんともいえない雰囲気。
全体としてはカジュアルに仕上がる。


この二つが組み合わされば一歩進化するジーンズができるのではないか?と漠然に考えていた。




そしてあらゆる手を使って工場を探しサンプルを上げていく。

結果
最後数えてみるとお願いした縫製工場は10数社。

縫ってくれそうな工場が見つかると、サンプルをお願いし、上がりを待つ。


しかし、縫ってくれるところが無い。
あきれるほどに。

だいたいお願いすると快くまずは引き受けてくれる。

しかし、サンプルと仕様書を見せた時点ですぐに引かれるのがわかる。
そしてサンプルを縫ってもらうと
このうち6割の工場は
「難しすぎる。これじゃいくら工賃をもらってもやってられない」
となる。

海外の有名ブランドや、こだわったレプリカブランド等、縫っているのは岡山である。
故に縫いのうまい工場はたくさんある。

しかし、レプリカをみてもらえばわかるが
基本的にはヴィンテージの再現。つまりは大量生産大量消費の合理性をベースに作られたものである。
レプリカ創世記には大変な思いをしたであろうが、縫い始めて長い年月がたつ。

工場のとってみるとレプリカは一度形が出来てしまえば
縫い工程も少なく縫いやすい易しい縫製なのだ。


それに比べ、SGFのボトムをみると、レプリカプラスアルファの縫製方法。

中高、膨らみループ、三工程縫い等のレプリカ標準装備の縫製はなんなくこなすが
脇にキセをかけてオーバーし独特のアタリ感をだしたいといっても
やったことが無い縫製なので
「なんでそんなこととするの?」に始まり理解を示してもらえない。


秋田C氏のありがたみを感じ続けることとなった。

そして、残り3割は実際には縫ってくれるが
秋田C氏のレベルを超えてくれない。

サンプルを何回も縫い、その都度修正を加えていってもなかなか縫いあがらない。

いわゆる「縫い上げることができない」


そんなことを繰り返していくうちに
時間はなくなっていった。

しかし、諦めずにやりつづけているうちに
児島と井原に条件をクリアして縫ってもらえる工場と出会えることになる。


サンプルで縫った本数を数えるとバルクでも出来そうな数量になった。

この2つの工場は
サンプルが上がってきてみた瞬間、「うまい!」と思わず言ってしまった2工場である。

より武骨なイメージに仕上がる井原の工場。
やや洗練されたイメージにしあがる児島の工場。

共に縫製のキレイさに加えて、ステッチ一本を見たときにそのステッチの立体感に惚れ惚れさせられる。


そして何よりも社長の心意気。


両社長共に自社工場の縫製に誇りを持っている。

両社長に共通したのが

サンプルを渡すタイミングで

「うまく縫ってるだろ?」と言ったこと。
相当に自信がないとこのセリフは出てこない。


取引初めは、秋田C氏との関係のようにうまくはいっていなかったが
時間がそれを解決してくれつつある。

そして、C氏のジーンズ愛に負けないほどの
縫製愛がある。

これからSGFのジーンズがより進化していくようにこの2工場と取り組んでいきたいと思う。




この約1年半以上かかった工場探し。
しかし、大きな収穫があった。

この2工場のうち1工場は、チノパンを縫わせるとピカイチの仕上がり。
そしてトップス関係もうまい。

その結果
SGFT014 SADDLERIDE SHIRTS
SGF601 SECONDARY CHINO

へと繋がっていく。


秋田C氏に感謝。
児島の縫製工場社長に感謝。
井原の縫製工場社長に感謝。

日本の縫製工場は今どんどん廃業していっている。
しかし、素晴らしい技術を持った工場、情熱をもった人材はたくさんいる。


日本製に誇りを持って。


 


SGFT016 SADDLE RIDERS JKT

リニューアルをするところまで紹介した。

詳細の前に縫製工場に関して書きたいと思う。


今から約2年半前にさかのぼる。


10年前から
SGFのアイテムは秋田のとある縫製工場にて開始当時から二人三脚で進めていた。
つまり、企画、生地等は児島で岡山で行い
縫製は秋田
仕上げ、洗い加工は岡山
という流れでモノ作りをしていた。

当時、岡山の会社働いていたので岡山で頼める工場に規制があったこともあり
岡山では良い縫製工場が見つからず困っていた所

偶然知り合ったのがこの秋田の工場。

某NBブランドの協力工場として、東京コレクションブランドのボトム縫製として長年続けてきた技術もさることながら
社長であるC氏の心意気に感銘を受け、この工場と取り組んでいきたいと決意した。

縫製工場は「1日に何本縫ってナンボ」の性質が強い。
一日工場を営業するということは、設備費、人件費、光熱費が一定量かかる。
その金額を一日に稼ぐ金額が上回らなければ赤字となる。

一番縫製工場の利益を上げるのは
縫いなれたものを、なにも考えずガンガン縫っていき、一日の縫製本数を上げること。


よって、難しい仕様や、やったことの無い仕様には非常に消極的。
岡山の縫製工場も大半にも当てはまる。



しかし、C氏は違った。

縫製工場社長の前にジーンズ愛が上回るような方で
「こんな縫い方をしてみたいです…出来ますかね?」と聞くと
「やってみましょう!」と必ず前向きに取り組んでくれた。

SGF101,201の難しい縫製仕様は
こちらの要望をC氏が前向きに取り組んでくれた結果、
少しづつ完成していったもの。

C氏と二人三脚で生み出されたジーンズがSGFのアイテムだった。




そんなC氏から突然の連絡。

「縫製工場を閉めることにした」との内容。

詳しくは話せないがやむをえない事情もあった模様。
今までどんな難しい内容にも必ず答えてくれたC氏。

そんなC氏がこのような決断をしたのはすでに多くのことを考えた後のことだろう。
そう考えるとその決断に対し反対ではあったが、反対することは出来なかった。


C氏の配慮もあって
不幸中の幸い、C氏が工場を閉めるまでにその時点で1年半の猶予があった。
結局SGF501が最後のアイテムとなったが
新しく取り組んでいく工場を探すギリギリの時間は残っていた。



困難にぶつかったときに、人は上をむくか、下をむくかで、その後の人生が大きく変わる。
必ず上を向く。
そして辛くても一歩でも前に進む。


半ばヤケクソになりながら工場を探し始めた。


次回続きます。






 



SGFT016 SADDLE RIDERS JKT


以前少し紹介しましたが、リニューアルいたします。

詳細はブログにて紹介いたします。

ご期待ください。




sgft016 saddle riders JKT


第二生産分発送していきます。

若干遅れまして、GW中のご案内になりますがよろしくおねがいいたします。

先発送を希望の方はおっしゃってください。

GW中の入金確認が出来ませんので、先に発送いたします。


ホームページのギャラリーのsgft016も今週末には更新しますので
興味のある方はぜひどうぞ。





sgft016 saddle riders JKT


随時発送しております。
現在第三生産分受け付けております。


アトリエにて受け取られたS氏。





SGF201にポストのカバーオール、ソログッドのブーツ。
無造作に持たれたsgft016。

あまりにもしっくりきていたので写真を一枚。